
リハビリを行う際の服装は、動きやすさと機能性が非常に重要です。適切な服装を選ぶことで、リハビリの効果を最大限に引き出し、怪我のリスクを減らすことができます。この記事では、リハビリに適した衣類の選び方や、おすすめの小物について詳しくご紹介します。

1. リハビリに適した服装の基本
動きやすさを重視する
リハビリは、マッサージ、ストレッチ、歩行練習、バランス練習、筋力トレーニングなど、多岐にわたる運動を含みます。そのため、動きやすい服装が求められます。具体的には、以下のような服装が適しています。
- スウェット: 伸縮性があり、体を自由に動かせる。
- ジャージ: スポーツ用に設計されており、吸汗速乾性が高い。
- ゆとりのあるシャツ: 袖や裾がめくりやすく、リハビリ中の動作を妨げない。
袖や裾がめくりやすい服
リハビリでは、関節の動きや身体の状態を直接確認するため、袖や裾をめくることが頻繁にあります。そのため、袖や裾が簡単にめくれる服が望ましいです。具体的には、ジーパンやタイトなシャツなどの伸縮性のない素材の服は避けましょう。
適切な靴選び

リハビリ中の足元の安定性は非常に重要です。スリッパやサンダルではなく、以下のような靴を選びましょう。
- 運動靴: 脱ぎ履きしやすく、しっかりと足を固定できる。
- フラットシューズ: バランスが取りやすく、安定感がある。

2. リハビリにおすすめのアイテム
バンダナ風スタイ
リハビリ中や入院中でも見た目を意識する方も多いと思います。バンダナ風スタイは、見た目のアクセントになるだけでなく、実用的な面も多いです。
- 使いやすさ: 首の後ろで結ぶ一般的なバンダナとは異なり、ボタンホールに通すだけで簡単に装着できます。
- 機能性: ダブルガーゼ生地を使用しており、吸湿性に優れ、乾きやすいです。飲み込みの確認をする嚥下リハビリにも適しています。
お好みシャツ
着る人に合わせてカスタマイズできるシャツです。片方の袖がフルオープンになるため、寝たままでのお着替えも簡単です。高齢者や認知症の方、指先の細かい動きが難しい方にも適しています。
両足ファスナーパンツ

ウエストから裾までファスナーでフルオープンするパンツで、着脱が非常に簡単です。ファスナーは上下どちらからでも開くタイプで、面ファスナーに変更することも可能です。

3. リハビリの内容に応じた服装の選び方
理学療法

理学療法では主にストレッチや運動を行います。膝に痛みがある場合など、膝までズボンをめくって触診することがあります。ストレッチや関節可動域の確認では関節を大きく曲げることもするため、伸縮性のある服装が望ましいです。ポリエステルなどの吸汗速乾性に優れた素材もおすすめです。
作業療法

作業療法は、日常生活で必要な動作を再び獲得するためのリハビリです。腕や手にマヒがある場合、電気刺激治療器を利用することがあるため、肩まで出せる服装が必要です。
言語療法
言語療法では嚥下や発話に関するリハビリを行います。嚥下や発話のリハビリでは、首元が開けられる服装が望ましいです。飲み込みの確認をすることもあるため、汚れても良い服や汚れが目立たない柄の服を選びましょう。
4. リハビリを行う場所による服装の違い
デイサービス、デイケア
多くのデイサービスやデイケアでは、送迎車輛でご自宅から施設まで送迎してくれます。マシントレーニングや集団体操、個別のリハビリを行うため、ストレッチのきいた、ゆとりのある服装が一般的です。上着や帽子などは施設でまとめて預かってくれる場合が多いです。
外来
クリニックに通ってリハビリを受ける場合も、デイサービスと同様にストレッチのきいたゆとりのある服装が望ましいです。大きな施設であれば更衣室が用意されていることもあります。
訪問リハビリ
ご自宅にリハビリスタッフが訪問してリハビリを行う場合、ゆとりのある部屋着でリハビリを受ける方がほとんどです。
自費リハビリ
自費リハビリでは、訪問型と通所型があります。基本的にはストレッチのきいた、ゆとりのある服装が望ましいです。肩にマヒがある場合には、肩が一時的に露出できる半袖などを用意しましょう。
5. 季節やリハビリ内容に応じた服装の工夫
リハビリの服装は季節やリハビリ内容によっても変わります。寒い季節には暖かい素材の服装を選び、暑い季節には通気性の良い素材の服装を選びましょう。また、汗をかくことが予想される場合は、汗を吸収しやすい素材の服装を選ぶことが重要です。


6. まとめ

リハビリを効果的に行うためには、動きやすく、機能的な服装を選ぶことが重要です。袖や裾がめくりやすい服、伸縮性のある素材の服、しっかりと足を固定できる運動靴を選びましょう。また、リハビリの内容や行う場所に応じて適切な服装を選ぶことも大切です。適切な服装でリハビリを行うことで、リハビリの効果を最大限に引き出し、快適にリハビリを続けることができます。
リハビリにふさわしい服装を選び、少しでも快適にリハビリを行いましょう。家族やリハビリスタッフと相談しながら、最適な服装を見つけることが大切です。リハビリを受ける方が自分の好きな服を着て、楽しむことを諦めないで、日常生活を少しでも豊かにするお手伝いができれば幸いです。
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